住宅SW事業委員会
住宅ソーシャルワーカー事業委員会
県民の皆さまへの活動
☆住宅ソーシャルワーカー事業の受託実施
埼玉県などの県内の自治体からの委託を受けて、生活保護受給者(申請者含む)
に対し、アパートなどへの転居を支援し転居後に安定した地域生活が送れるよう
相談支援を行っています。
本事業では「住まいを失った人々の尊厳の回復を目指す。」「住まいから暮らし
を支え自立を支援する。」を目標に支援を行っています。
社会福祉士の活動
☆事業に従事するのは、すべて埼玉県社会福祉士会の社会福祉士です。
業務ではすべての場面がソーシャルワークそのものであり、日常的に事例検討や
情報交換をしながら取り組んでいます。
☆住宅ソーシャルワーカーの活動内容
〇転居支援
転居に必要な、住民票設定、身分証明・携帯電話などの取得の支援
物件探し・内見の同行。生活用品購入支援、引っ越し支援
転居に向けての諸手続きの支援 等
〇転居後の地域定着支援
転居後の手続き、地域福祉サービス利用支援(地域とのネットワーク)
受診、金銭管理の見守り・支援、地域活動支援 等
利用者の声
・自分一人では探しきれませんでした。支援によって力が湧いてきました。
・一緒に不動産屋に行ってくれて心強かった。
・住まいを確保したことで、就職活動への意欲がわきました。
・施設から出て、好きな料理ができるようになってうれしい。
住宅ソーシャルワーカーから
・主体的に行動するようになる。他人への心配りをする余裕ができたなど利用者の
変化を感じた。
・利用者をありのままに受け入れ、傾聴し、本人の気持ちに寄り添うことで、
利用者との信頼関係ができて支援が進んだ。
・無料低額宿泊所等で「明日がみえない生活」をしていた利用者が地域での生活を
始め自身の力を発揮できるようになった。
・支援で困ったことや、気にかかったことなどを、毎日所内で共有できる時間が
あり心強い。
・業務のすべてがソーシャルワークであり、毎日新たな発見や気づきが得られる。
大変だが充実している。
☆住宅ソーシャルワーカーは随時、社会福祉士会のホームページなどで
募集しています。